【2026年最新】湖水地方・525バスが運休中!ヒルトップへの徒歩・Uber・タクシーでのアクセス方法を実体験で解説
湖水地方のヒルトップ(ビアトリクス・ポターの家)へ行くために欠かせなかった525番バスが、2026年5月より運休しています。
旅行サイトや一部のガイドブックにはいまだに「フェリー乗り場から525バスで約15分」という情報が残っていますが、現在は525バスは走っていません。
知らずに現地に行って困った旅行者も多いはず。
私は2026年6月7日に68歳の母とヒルトップを訪問。
バスがないことを事前に知った上で徒歩45分で行きました。
この記事では525バス運休の経緯・代替アクセスの3つの方法・ヒルトップ訪問時の注意点をすべて解説します。
525バスはなぜ運休になったのか?
525バスの運休は突然の出来事ではなく、イギリス政府の地方交付金削減という構造的な問題が背景にあります。
運休に至った経緯
- 2024年秋:イギリス政府がBSIP+(バス改善計画)補助金£170万を「2026年春まで」の期限付きで地方自治体に交付。この時点で2026年以降の運行は実質的に未確定でした。
- 2026年春:Westmorland and Furness Council(地方議会)が路線継続の検討をしましたが、財源不足から525バスはリストから外れました。
- 背景:イギリス政府の地方交付金削減により、2026/27年度に£1,200万、2028/29年度までに£4,300万の財源不足が判明。地域のバス路線が次々と廃止・縮小される状況になっています。
- 2026年5月:525バスの運行が正式に終了。
湖水地方は国立公園内にあり、マイカーを持たない旅行者にとってバス路線は命綱です。
地域住民・観光業者からの反発もありますが、現時点では復活の見通しは立っていません。
旅行情報サイトへの注意
GoogleマップやTripAdvisor・一部のガイドブックには「525バスで行ける」という2025年以前の情報が残っています。
訪問前に必ず最新情報を確認してください。
この記事は2026年6月時点の実体験に基づいています。
ヒルトップへの3つの代替アクセス方法
2026年現在、ウィンダミア・フェリー乗り場(Ferry Nab)からヒルトップへのアクセス方法は主に3つです。
| 方法 | 所要時間 | 費用(2名) | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 徒歩 | 約41〜45分 | 無料 | ⭐⭐⭐⭐ (体力次第) |
| Uber | 約10分 | 約£26〜30(¥5,590〜6,450) | ⭐⭐⭐⭐⭐ (楽・確実) |
| Uber(往復+ホークスヘッド経由) | — | 約£47(¥10,105) | ⭐⭐⭐⭐ (計画次第) |
① 徒歩(無料・約45分)
フェリー乗り場から徒歩でヒルトップへ向かうルートです。
距離は約3kmで、Googleマップでは41分と表示されますが、道中に坂道があるため実際には45分前後かかります。
メリット
- 費用がかからない
- 湖水地方の田舎道・石垣・牧草地を歩く体験自体が観光になる
- ピーターラビットの絵本の世界そのままの風景を楽しめる
デメリット
- 上り坂があるため体力が必要
- 足腰に不安がある方(高齢者・膝が弱い方)には負担が大きい
- 帰り(下り)は比較的楽だが、往復90分以上の歩行になる
道中のポイント
フェリー乗り場を降りたら、Googleマップで「Hill Top National Trust」を目的地に設定してナビを使うのが確実です。
道中は田舎道で標識が少ないため、ナビなしだと迷いやすいです。
② Uber(約10分・約£26〜30)
ホテルまたはフェリー乗り場からUberを呼んでヒルトップへ直行する方法です。
メリット
- 体力を消耗せず快適に移動できる
- 時間の節約になる
- 荷物が多い場合でも問題ない
デメリット・注意点
- ヒルトップ付近は山間部のためUberのドライバーが捕まりにくい場合があります。帰りのUberが見つからないリスクがあるので、往路のドライバーに「帰りも待ってもらえるか」を交渉するか、ホークスヘッドまで歩いてバスを使う帰路プランを考えておきましょう。
- Uberの料金は時間帯・需要によって変動します。上記の金額はあくまで目安です。
③ Uber往復+ホークスヘッド経由(約£47)
行きはUberでヒルトップへ、見学後は徒歩でホークスヘッドへ移動(約60分)し、ホークスヘッドからバスでアンブルサイド・ボウネスへ帰るルートです。
このルートのメリット
- 帰りのUber手配の心配がなくなる
- ヒルトップ→ホークスヘッドの道中も湖水地方の景色を楽しめる
- ホークスヘッドでランチ・ショッピングができる
費用の内訳(目安)
- ホテル→ヒルトップ(Uber):約£26〜30
- ヒルトップ→ホークスヘッド:徒歩(無料・約60分)
- ホークスヘッド→アンブルサイド(バス):1人£3・2名£6
- アンブルサイド→ボウネス(バス):1人£3・2名£6
- 合計:約£38〜42(約¥8,170〜9,030)
【実体験】徒歩45分でヒルトップへ行った話

2026年6月7日(日)、68歳の母と一緒にフェリー乗り場からヒルトップまで徒歩で向かいました。
当日の行程
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 8時45分 | ウィンダミア湖のフェリーに乗船(歩行者1人£1.50・2名£3) |
| 9時00分 | 対岸(Ferry House)到着。ここから徒歩開始 |
| 9時50分 | ヒルトップ到着(徒歩約50分) |
| 10時00分 | ヒルトップ開館。一番乗りで入場 |
実際に歩いてみた感想
Googleマップの表示は41分でしたが、68歳の母の腰を手で支えながら歩いたため約50分かかりました。
それでも10時の開館前に到着でき、一番乗りで入場できたのは大正解でした。
道中の風景は本当に素晴らしく、「これがピーターラビットの世界か!」と歩きながら感じられました。
石垣・牧草地・放牧された羊……歩いていること自体が観光になっているような時間でした。

ただし道中は上り坂が続く区間があり、体力的に余裕がない方や足腰に不安がある方にはつらいかもしれません。
今回は母が68歳でしたが、腰のサポートをしながら何とか歩けました。
徒歩で行く場合の3つのアドバイス
- Googleマップをオフラインでダウンロードしておく:山間部はネットが不安定な場合があります。出発前にオフラインマップを準備しておきましょう。
- 早朝に出発する:ヒルトップは10時開館で入場者数が制限されています。朝イチで到着すると一番乗りで貸し切り状態を楽しめます。開館後30〜60分で混雑し始めます。
- 歩きやすい靴で:舗装されていない道もあります。スニーカー以上の靴を履いていくことをおすすめします。
ヒルトップ訪問の注意点・予約方法

予約方法
- National Trust(ナショナル・トラスト)の公式サイトから時間帯指定の事前予約が必須です。当日枠はほぼありません。
- 予約開始は訪問の2週間前から。人気の10時・11時枠はすぐに埋まるため、開始初日に予約するのがベストです。
- 日本時間の朝5時(現地時間の前日深夜)に予約が開始されるので、目覚ましをセットして予約するのが確実です。
入場料
| 種別 | 料金(2026年) |
|---|---|
| 大人(National Trust非会員) | £17.00 |
| National Trust会員 | 無料 |
見学のルール
- 展示物に触れない
- 椅子に座らない
- 動画撮影禁止(写真はOK)
- 入口でスタッフが説明してくれます
所要時間と見どころ
- 所要時間:ショップ含めて約30〜45分
- 規模は小さいので「短すぎ?」と感じる方もいるかもしれませんが、絵本を予習してから行くと見どころが格段に増えます
- 庭のあひるのジマイマのモデルとなった柵・ピーターが上着を引っかけたグーズベリーの茂み・じょうろが再現されていて、絵本と照らし合わせながら回ると感動が2倍に
ヒルトップ訪問前に読んでおきたい絵本
- 「ピーターラビットのおはなし」
- 「あひるのジマイマのおはなし」
- 「こねこのトムのおはなし」
これらを事前に読んでおくと「あの場面がここか!」という感動が生まれます。
📖 ヒルトップに行く前に読んでおきたい一冊
ホークスヘッドへのアクセスも変わった?
ヒルトップから徒歩約60分の距離にあるホークスヘッド(Hawkshead)へのアクセスも確認しておきましょう。
- ヒルトップ→ホークスヘッドは徒歩約60分(ほぼ平坦・フェリー乗り場→ヒルトップより楽)
- ホークスヘッドからはバスが出ており、アンブルサイド・ボウネス方面へアクセスできます
- ただしバスは1時間に1本しかないため、バス停の時刻表を最初に確認してから逆算してスケジュールを組みましょう
- ホークスヘッドには17世紀(1600年代)建築のパブ「クイーンヘッド(QUEENS HEAD)」があり、サンデーローストが絶品です。時間に余裕があればぜひ立ち寄ってください

湖水地方の現在のバス路線状況
525バスの運休により、湖水地方のバス路線は大幅に変わっています。
2026年6月時点で確認できた状況をまとめます。
| 路線 | 状況 | 主な区間 |
|---|---|---|
| 555番 | 運行中 | ランカスター〜ケンダル〜ウィンダミア〜アンブルサイド〜ケズウィック |
| 599番 | 運行中 | ウィンダミア駅〜ボウネス〜アンブルサイド |
| 505番 | 運行中 | ケンダル〜ウィンダミア〜コニストン |
| 525番 | 2026年5月より運休 |
最新のバス路線情報はStagecoach(ステージコーチ)の公式サイトまたは地元の観光案内所で確認してください。
バス路線は財政状況によってさらに変更・廃止される可能性があります。
湖水地方観光のモデルコース(2026年版)
525バス運休を踏まえた上でのおすすめ1日コースです。
【コースA】徒歩派:体力に自信がある方向け
| 時刻 | 内容 | 費用(2名) |
|---|---|---|
| 8時30分 | ボウネス桟橋からフェリーで対岸へ | £3 |
| 9時00分 | フェリー乗り場から徒歩でヒルトップへ出発 | 無料 |
| 9時45〜50分 | ヒルトップ到着・開館前に並ぶ | — |
| 10時〜11時 | ヒルトップ見学(約1時間) | £34(2名) |
| 11時〜12時 | 徒歩でホークスヘッドへ移動(約60分) | 無料 |
| 12時〜13時 | ホークスヘッドでランチ(クイーンヘッドなど) | £30〜40(2名) |
| 13時過ぎ | バスでアンブルサイド→ボウネスへ | £12(2名・乗り換え1回含む) |
【コースB】Uber派:体力を温存したい方向け
| 時刻 | 内容 | 費用(2名) |
|---|---|---|
| 9時30分 | ホテルからUberでヒルトップへ | 約£26〜30 |
| 10時〜11時 | ヒルトップ見学 | £34(2名) |
| 11時〜12時 | 徒歩でホークスヘッドへ(約60分) | 無料 |
| 12時〜13時 | ホークスヘッドでランチ | £30〜40(2名) |
| 13時過ぎ | バスでアンブルサイド→ボウネスへ | £12(2名) |
どちらのコースも午後はボウネスに戻り、ウィンダミア湖クルーズやポターアトラクションと組み合わせると充実した湖水地方観光になります。
📖 ヒルトップに行く前に読んでおきたい一冊










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