525バス運休のヒルトップへ徒歩で挑戦!ピーターラビットの世界に浸った湖水地方の1日
イギリス・エジプト旅行8日目(6月7日)は、湖水地方の目玉スポットヒルトップ(ビアトリクス・ポターの家)へ。
フェリーで対岸へ渡り、2026年5月から運休中の525バスの代わりに徒歩で45分かけてたどり着きました。
朝一番で貸し切り状態のヒルトップを満喫し、ホークスヘッドの築400年のパブでサンデーローストを食べ、夜はホテルの地下パブで地元の湖水地方エールで締める、ピーターラビット尽くしの1日をレポートします。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 2026年6月7日(日) |
| ルート | The Westmorland Inn → ボウネス桟橋(徒歩35分)→ フェリーで対岸へ → ヒルトップ(徒歩45分)→ ホークスヘッド(徒歩60分)→ バスでアンブルサイド→ボウネス → ホテル |
| 525バス | 2026年5月より運休中(財政難のため) |
| フェリー料金 | 歩行者1人£1.50(2名で£3・約¥645) |
| ヒルトップ入場料 | 2名で£34(約¥7,310) |
| 昼食 | クイーンヘッド(QUEENS HEAD)ホークスヘッド |
| 夕食 | The Westmorland Inn地下パブ |
この日の費用まとめ
| 内容 | 現地価格 | 円換算(1£=215円) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ウィンダミア・フェリー(2名) | £3.00 | ¥645 | 歩行者1人£1.50 |
| ヒルトップ入場料(2名) | £34.00 | ¥7,310 | 事前オンライン予約・10時枠 |
| クイーンヘッド ランチ(2名・シェア) | £34.60 | ¥7,439 | サンデーロースト・アップルクランブル・紅茶 |
| バス ホークスヘッド→アンブルサイド(2名) | £6.00 | ¥1,290 | 1人£3 |
| バス アンブルサイド→ボウネス(2名) | £6.00 | ¥1,290 | 1人£3・2階建てバスの最前列をゲット! |
| The Westmorland Inn パブ夕食(2名) | £24.86 | ¥5,345 | 15%割引後。サンデーロースト(ビーフ)・エール2杯 |
| Day8 合計 | £108.46 | ¥23,319 |
📖 ヒルトップに行く前に読んでおきたい一冊
注意点・節約のコツ
【2026年最新】525バス運休とヒルトップへのアクセス方法
2026年5月より、フェリー乗り場からヒルトップ・ホークスヘッドを結ぶ525バスが運休しています。
旅行サイトや一部の公式サイトには2025年時点の情報が残っているため、注意が必要です。
運休の経緯は以下の通りです。
- 2024年秋、政府がBSIP+(バス改善計画)補助金£170万を「2026年春まで」の期限付きで交付。この時点で事実上2026年以降の運行は未確定でした。
- 2026年春、Westmorland and Furness Councilは25路線の継続を検討しましたが、525バスはリストから外れました。
- 背景にはイギリス政府の地方交付金削減があり、2026/27年度に£1,200万、2028/29年度までに£4,300万の財源不足が判明したためです。
2026年現在のアクセス方法(フェリー乗り場から)
| 方法 | 所要時間 | 費用目安(2名) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 徒歩 | 約41〜45分 | 無料 | 上り坂あり。体力に自信があれば十分可能 |
| Uber(ホテルから直行) | 約10分 | 約£26〜30(¥5,590〜6,450) | 帰りはヒルトップ近くでUberが捕まりにくい場合あり |
| Uber(往復+ホークスヘッド経由) | — | 約£47(¥10,105) | 待機してもらう場合の目安。帰りの心配がない |
ウィンダミア・フェリーの料金と時刻
| 種別 | 料金 |
|---|---|
| 歩行者(Pedestrian) | £1.50 |
| 自転車(Pedal Cycle) | £2.70 |
| 原付・バイク・馬 | £3.50 |
| 車両(6m以内) | £8.00 |
| 車両(6m超) | £14.50 |
- 朝の便は利用者が少なく(今回は歩行者6名・自転車2台・車1台)、静かに渡れます。
- 時刻は季節・曜日によって変動するため、事前に公式サイトで確認を。
ヒルトップの予約方法・注意点
- National Trustの公式サイトから時間帯指定の事前予約が必要です。当日枠はほぼありません。
- 予約可能になるのは2週間前からで、人気の時間帯(10時など)はすぐ埋まります。日本時間の朝5時(現地時間の前日深夜)に予約開始を狙うのが確実です。
- 内部ルール:展示物に触れない・椅子に座らない・動画撮影NG(写真はOK)。入口でスタッフから説明があります。
- 規模は小さめで、ショップ含めて30分ほどで見終わります。じっくり絵本と照らし合わせながら回ると楽しさが増します。
Uberを使う場合の料金目安
- The Westmorland Inn → ヒルトップ(5.4km):約£26〜30(¥5,590〜6,450)
- ヒルトップ近くはタクシーやUberが捕まりにくいため、往路のドライバーに待機をお願いするか、帰りも別途Uberを手配する必要があります。
- 往復+ホークスヘッド経由の全行程Uber利用:約£47(¥10,105)。バス乗り継ぎの手間と比べてコストと利便性で選択を。
ホークスヘッドのバスは1時間に1本
- ホークスヘッドからアンブルサイド方面のバスは1時間に1本しかありません。バス停の時刻表を最初に確認して、逆算してスケジュールを組みましょう。
- 乗り換えのたびに1人£3かかります(ホークスヘッド→アンブルサイド、アンブルサイド→ボウネスの2回乗り換えで2名合計£12)。
🗺️ 個人手配が大変なら、ツアーという選択肢も
【旅の記録】6月7日(日):ピーターラビットの世界を歩く
5時:起床。時差ボケがじわじわ改善中
昨晩22時に就寝して5時に起床。
1時半起きが続いていたので、じわじわ時差ボケが改善されてきています。
今日はヒルトップへの移動があるので体力温存が大事です。
7時に朝食。
持参していたワッフル2個とデーツ2粒で軽めに済ませます。
8時過ぎ:ボウネス桟橋まで徒歩35分

8時過ぎにホテルを出発し、Bowness Ferry Nabへ向かいます。
Googleマップでは28分の表示でしたが、湖畔の景色を眺めながらゆっくり歩いたので約35分かかりました。
8時45分:フェリーで対岸へ。朝一番の渡し船

8時45分にフェリーへ乗船。歩行者1人£1.50、2名で£3(約¥645)
朝一番の便は歩行者6名・自転車2台・車1台という少人数で、静かに湖を渡れました。
採算が取れているのか少し心配になってしまいましたが(笑)
こういった地域のフェリーは観光のためにも大切に残してほしいものです。
9時に対岸へ到着。
ここから525バスが運行されていれば10〜15分でヒルトップまで行けるのですが、2026年5月より運休中。
徒歩でヒルトップへ向かいます。
9時50分:徒歩45分でヒルトップ到着。一番乗り!

Googleマップでは41分の表示でしたが、68歳の母の腰を手で支えながら歩いたため約45分。
それでも10時のオープン前に到着できました。
道中は湖水地方らしい緑の牧草地と石垣が続き、まさにピーターラビットの絵本の世界。
歩いていること自体が観光になっているような気持ちになれる道のりでした。
10時:ヒルトップ開館。絵本の世界がそのままに
開館と同時に入場。私たちが一番乗りで、しばらく貸し切り状態でした。
事前予約を朝一の枠で取った甲斐がありました!
まず庭園へ。
目に飛び込んできたのは……「あひるのジマイマ」のモデルになった柵!
事前に絵本を予習していたので「これだ!」と感激でした。

そしてポターの家の中へ。
ポターの遺言通り、120年前の当時のまま保存されています。
入口でスタッフから説明があります。
- 展示物には触れない
- 椅子に座らない
- 動画撮影NG(写真はOK)



120年前のディテールをひとつひとつ眺めながら歩くのは、時間を超えた体験のようでした。
ポターが1902年に『ピーターラビットのおはなし』を出版し、1905年にこのヒルトップを購入。その後、東京ドーム約340個分(渋谷区・目黒区ほどの広さ)の土地を購入してナショナル・トラストに寄付したことで、120年以上経った今でも当時の田園風景がそのまま残っているのだと知ると、ポターの偉大さを改めて感じます。
ショップを含めて約30分で見終わりました。
規模は小さめですが、絵本を予習してから行くと見どころが格段に増えます。


11時30分:徒歩1時間でホークスヘッドへ
ヒルトップからホークスヘッドまで徒歩で移動。
Googleマップでは55分の表示でしたが、フェリー降り場からヒルトップへの道と比べてアップダウンが穏やかで約1時間でたどり着けました。

ビアトリクス・ポター・ギャラリーへ立ち寄ろうとしましたが、ピーターラビットの原画展示スペースが本屋さんになっていて残念ながら展示は見られず。
気を取り直してランチへ向かいます。
12時:クイーンヘッドでサンデーロースト&アップル・クランブル

ホークスヘッドのパブクイーンヘッド(QUEENS HEAD)へ。
17世紀(1600年代)建築、築約400年の歴史的建造物です。
日本でいうと徳川家光の時代から続いているとは、驚きですね。
どっしりとした黒い木の梁、分厚い石壁、低い天井、少し傾いた床やドア枠……歴史の重みがそこかしこに感じられる空間でした。
壁にはビアトリクス・ポター本人の生前の貴重な写真や、ティギーおばさんのモデルになったハリネズミのスケッチ、ピグリン・ブランドのデッサンなども飾られていて、ランチ中もポターの世界に浸れました。
| メニュー | 現地価格 | 円換算(1£=215円) |
|---|---|---|
| Roasted Striploin of Beef(2名でシェア) | £22.50 | ¥4,838 |
| Apple Crumble(2名でシェア) | £8.75 | ¥1,881 |
| Tea × 2(ティーポット) | £5.90 | ¥1,269 |
| 合計(2名・シェア) | £34.60 | ¥7,439 |

牛のトップサイドのロースト(Roasted Striploin of Beef)は赤身の旨みがしっかりしていて、ホースラディッシュ(西洋ワサビ)を添えて食べると最高でした!

アップル・クランブルは甘酸っぱく煮たりんごの上にサクサクのクランブル生地が乗った温かいデザートで、これも絶品。
2人でシェアして大満足のランチでした。
13時11分:バスでアンブルサイド経由ボウネスへ
ランチ後にバス停へ向かうと、ちょうど13時03分発が出た直後……
1時間に1本しかないので次は14時まで待つことに。
40分ほど小さな村を散策して時間を過ごします。
14時03分発のバスに乗車(2名£6・¥1,290)

アンブルサイドで14時28分発のボウネス行きに乗り換え(2名£6・¥1,290)
このバスが2階建てで、一番前の席をゲット!
高みからの湖水地方の景色はスリリングで、ハリー・ポッターのナイト・バスの雰囲気を楽しめました(笑)
15時:ホテルへ帰還
ボウネスに到着してホテルへ戻り、ひと休み。
この日の総歩行距離はかなりのものでした。
フェリー乗り場まで35分・ヒルトップまで45分・ホークスヘッドまで60分と、合計約2時間以上歩いた計算です。
16時30分:ホテルのパブで湖水地方エールとサンデーロースト

せっかく宿泊しているパブへ!
1階で食事をしたいと告げると「そこで座って待って」と言われてベンチへ。
数分後に「地下に行って」と案内されました。
1階はドリンクのみのエリアで、食事は地下2階とのこと(笑)
今日は日曜日なのでサンデーローストを2食目で食べることに(笑)
3種盛りは完売していたため、ビーフ1種(£21)を注文。


| メニュー | 現地価格(割引前) | 円換算(1£=215円) |
|---|---|---|
| Roast Rump of Beef(ビーフ・サンデーロースト) | £17.85 | ¥3,851 |
| Wainwright AMBER ハーフパイント(母) | £2.34 | ¥505 |
| Wainwright THE GOLDEN BEER 1パイント(私) | £4.67 | ¥1,009 |
| 15%割引後 合計 | £24.86 | ¥5,365 |
地元の湖水地方産エールWainwright(ウェインライト)を初体験。
私はゴールデンエール(1パイント)、母はアンバーエール(ハーフパイント)
シトラス系の爽やかなゴールデンと、モルトのコクが豊かなアンバー、どちらも素晴らしい飲み比べでした。

サンデーローストは分厚い牛肉が3枚+ポテトたっぷり+野菜たっぷりの大満足ボリューム。
シュークリーム生地のパンもサクサクで美味しかった。
お会計は宿泊者割引なのか15%OFFで£24.86(¥5,365)とお得でした。
歩き疲れとビールが相まって、20時前にはすっかり眠くなって就寝です(笑)
まとめ・感想
Day8は525バス運休というハードルがありましたが、フェリー+徒歩で乗り越えてヒルトップに一番乗りで訪問できました。
事前に絵本を読んで予習してから行くのが本当におすすめです。
庭の柵ひとつひとつが絵本のシーンと結びついて、感動が倍増します。
ホークスヘッドの築400年のパブでのランチ、夜は湖水地方産エールとサンデーローストと、食事も最高の1日でした。
翌日Day9はウィンダミア湖クルーズでポターが愛した湖を船から眺めます!
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